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三菱自動車 全29車種で不正 対象は約200万台 1台10万円の賠償金も

三菱自動車の燃費不正問題で、三菱は2016年6月17日、社内調査結果を発表した。

過去10年に販売した全29車種で不正があり、データ改ざんは9車種で判明した。
改ざんがあった車種について、1台あたり原則10万円や3万円の賠償金を支払う方針も明らかにした。

国の燃費試験では、空気抵抗や路面の摩擦を示す「走行抵抗値」をメーカーが実走試験で測り、
それを基に国が燃費を出す。これまで抵抗値について「eKワゴン」など6車種で改ざんが判明していたが、
「コルト」「ギャランフォルティス」「アウトランダー」の3車種でも改ざんが確認
された。

実際に計測せず、旧型車の数値などを参考に机上計算したのは計20車種だった。
国が規定する測定法とは異なる違法測定は計29車種にのぼった。対象は約200万台。

本社の性能実験部、認証部、子会社の「三菱自動車エンジニアリング」が関与していた。

報告書は、一連の不正の背景として、2009年のエコカー減税導入で各車種に燃費目標を設定し、
開発現場の負担が増えたのに十分な人員配置がなかったと指摘。「目標達成が現場のプレッシャーとなった」と分析した。

顧客対応では、軽4車種は、燃費がカタログ値より悪い分の燃料代などとして1台あたり10万円を支払う。
対象は62万台。その他の改ざんがあった5車種は対象は10万台で、おわびとして一律3万円を出す。
総額は600億円を超える。

国交省が正しい燃費を再測定中の4車種では、エコカー減税の基準が変わる可能性がある。
不足分は全て三菱自が納入し、顧客に負担は求めないという。

朝日新聞デジタル (伊藤嘉孝、内藤尚志)

実際に計測せず、旧型車の数値などを参考に机上計算したのは計20車種
「①ミニカ、ミニカバン」、「②旧型eKワゴン(含むeKスポーツ(ターボチャージャー無し車))」、
「③eKスポーツ(ターボチャージャー付車)」、「④トッポ」、「⑤パジェロミニ」、
「⑥ミニキャブ、タウンボックス」、「⑦i (アイ)」、「⑧i-MiEV」、「⑨ミニキャブMiEV」、
「⑩パジェロ」、「⑪アウトランダー(ガソリン車)」、「⑫アウトランダーPHEV」、「⑬デリカD:5」、
「⑭旧型アウトランダー」、「⑮ランサーエボリューション」、
「⑯ギャランフォルティス、ギャランフォルティス スポーツバック」、「⑰コルト、コルトプラス」、
「⑱RVR」、「⑲ミラージュ」、「⑳トライトン」

mitsubishi-lancer-evolution-x-final-edition_06.jpg
⑮ランサーエボリューション
mitsubishi-outlander_7654357891234.jpg
⑪アウトランダー(ガソリン車)

朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJ6K5HWKJ6KUTIL03Z.html?iref=comtop_list_biz_n03

三菱自動車ニュースリリース
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2016/news/detailg617.html

http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2016/news/detailg618.html



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